Xプレミアムビジネスとは

Xプレミアムビジネスとは、企業や非営利団体などの組織が加入する、Xの有料のサブスクリプションです。審査で承認されると、組織のアカウントに金色のチェックマークが付き、企業の場合はプロフィール画像が四角形で表示されます。

X公式ヘルプでは、Xプレミアムビジネスにより、企業、非営利団体、政党など、さまざまな種類の組織が認証を管理し、関係者のアカウントを「関連アカウント」として認証できると説明されています。以前は「認証済み組織(Verified Organizations)」という名前で案内されていたサービスで、旧ページのURLは、2026年10月時点でプレミアムビジネスのページに転送されます。

政府機関や多国間組織は、Xプレミアムビジネスではなく「Xプレミアム組織」の対象で、こちらはグレーのチェックマークが付きます。この記事は、2026年10月24日にX公式ヘルプで確かめた内容をもとにしています。料金や機能は変わりやすいため、申し込みの前に公式ページで最新の内容を確かめてください。

参考:X ヘルプセンター:プレミアムビジネス

チェックマークの色で何がわかるか

Xのチェックマークは、色によって意味が違います。青は個人向けの有料プラン(XプレミアムかThe X Subscription)の加入、金色はXプレミアムビジネスを通じた公式の組織、グレーは政府機関や多国間組織を示します。

Xのチェックマークの色の違い
青・金色・グレーのチェックマークと、関連アカウントバッジが示すもの
印示すもの主な仕組み
青いチェックマークXプレミアム(プレミアム以上)かThe X Subscription(Plus以上)の有効な加入があり、資格要件を満たしていること。個人の場合も組織の場合もあるXプレミアムかThe X Subscription(個人向け)
金色のチェックマークXプレミアムビジネスを通じた公式の組織アカウントであることXプレミアムビジネス
グレーのチェックマーク政府機関・多国間組織、またはその関係者のアカウントであることXプレミアム組織など
関連アカウントバッジ特定の組織とつながりのあるアカウントであること。組織のプロフィール画像が小さく表示されるプレミアムビジネスのフルアクセスなど

企業の四角形のプロフィール画像は、認証されていない組織との違いをひと目でわかるようにするためのものと説明されています。注意したいのは、青いチェックマークの意味です。X公式ヘルプ(英語)では、青いチェックマークは有料プラン(XプレミアムかThe X Subscription)の加入を示すもので、身分証による本人確認(ID認証)が済んだことを意味しないと説明されています。ID認証を受けた場合は、プロフィールに「ID検証済み」のラベルが表示されます。

参考:X ヘルプセンター:プロフィールのラベルについて

個人向けXプレミアムとの違い

個人向けのXプレミアムとXプレミアムビジネスの違いは、対象と、チェックマークが示す内容です。Xプレミアムは個人も加入でき、青いチェックマークは加入と資格要件を示します。Xプレミアムビジネスは組織だけが対象で、金色のチェックマークは公式の組織であることを示します。

項目Xプレミアム(個人向け)Xプレミアムビジネス
対象個人も加入できる組織のアカウントだけ(個人は原則対象外)
付く印青いチェックマーク(プレミアム以上のプラン)金色のチェックマーク。企業は四角いプロフィール画像
審査で確かめること表示名とプロフィール画像がある、30日以内に使っている、電話番号を確認済み、誤解を招く兆候がないなど組織と一致するアカウント、組織のメールアドレスとWebサイトのドメイン、プロフィールの完成度など
関連アカウントなしフルアクセスで指定できる
なりすまし対策身分証によるID認証を受けられる表示名・画像・ユーザー名の変更を監視し、なりすましが疑われれば審査する
サポート—優先サポート(フルアクセスはVIPサポート)

個人向けの有料プランは、2026年10月に仕組みが変わりました。xAIの案内では、2026年10月12日から、新しく加入する人は、X・Grok・Cursorをまとめた「The X Subscription」(Plus・Premium・Super・Ultra)に加入します。前からのXプレミアムの加入者は、切り替えない限り今のプラン・料金・機能が続き、切り替えは任意です。The X SubscriptionでもPlus以上のプランなら、資格要件を満たすと青いチェックマークが付きます。The X Subscriptionの説明では、つなげられるのは個人のXアカウントだけで、関連アカウントを含め、組織が管理するアカウントはつなげられないとされています。企業の公式アカウントの認証を考えるなら、Xプレミアムビジネスを検討の中心に置くことになります。

料金と2つのプラン(2026年10月時点)

Xプレミアムビジネスには、フルアクセスとベーシックの2つのプランがあります。2026年10月24日に確認したX公式ヘルプでは、日本のフルアクセスの月額料金は135,000円、関連アカウント1つごとに月額8,000円で、いずれも税金と手数料は別です。

プラン料金(X公式ヘルプの表記)主な内容
フルアクセス日本:月額135,000円、関連アカウント1つごとに月額8,000円。米国:月額1,000ドルまたは年額10,000ドル金色のチェックマーク、関連アカウント、VIPサポート、プレミアムプラスの特典、採用、Radar(キーワードの監視)
ベーシック月額200ドルまたは年額2,000ドル(日本円の金額は料金表に記載なし)金色のチェックマーク、優先サポート、プレミアムプラスの特典、採用、Radarのベーシック版。関連アカウントは使えない

表の「採用」は、求人情報をプロフィールに掲載できる機能です。採用管理システムとの連携か手入力で求人を加え、注目させたい求人をプロフィールに表示できます。また、プレミアムビジネスのアカウントと関連アカウントは、ポスト・DM・メディアのアップロードの上限が大幅に引き上げられると案内されており、お客様対応やイベントの実況など、投稿の多い組織に向いた内容です。

どちらのプランにも、期間限定で、X広告に使える広告クレジット(広告費に充てられる枠)が付くと案内されています。金額や有効期限はプランと支払いの単位で違い、解約したりプランを変えたりすると、未使用のクレジットは無効になります。

価格は地域によって異なり、変更されることがあるとX公式ヘルプに書かれています。上の金額は2026年10月時点の表記で、実際の請求額は申し込み画面で確かめてください。

個人向けのXプレミアムは、日本語のヘルプに、前からの加入者のウェブでの月額として、ベーシック368円、プレミアム980円、プレミアムプラス6,080円が載っています(2026年10月24日確認)。前の節のとおり、新しく申し込む人はThe X Subscriptionになり、個人向けのプランはPlus(月8ドル)からです。日本円の料金は、申し込み画面で確かめます。

参考:X ヘルプセンター:Xプレミアムについて

申し込みの条件と審査の流れ

Xプレミアムビジネスに申し込めるのは、企業・非営利団体・政党などの組織のアカウントです。個人のアカウントは対象外で、個人のブランドを中心にした事業については、Xのチームが個別に判断するとされています。

X公式ヘルプが示す主な資格基準は次のとおりです。

  • 組織と一致する、使っているXアカウントがある
  • 組織の現在のメールアドレスと、現在のWebサイトのドメインを示せる
  • 審査を受けるXアカウントにアクセスし、管理できる
  • プロフィールのすべての項目が埋まり、正しいプロフィール画像・自己紹介・表示名がある

申し込みの流れは、登録とフォームの入力、支払い情報の入力、審査の順です。審査の間もプレミアムプラスの特典は使えますが、金色のチェックマークは表示されず、関連アカウントも追加できません。承認されると認証され、関連アカウントを追加できるようになります。

支払い方法は、X公式ヘルプ(英語版)ではクレジットカードのみとされています。また、組織でないアカウントが申し込んだ場合、支払った料金は返金されないと明記されています。

中小企業が加入を検討するときの目安

Xプレミアムビジネスは、すべての企業に必要なものではありません。なりすましの被害が出ている、社員や店舗のアカウントが複数ある、Xを採用や広告にも使うなど、認証の効果がはっきりしている場合に検討する価値があります。次の表はcurveの実務上の目安で、X公式の基準ではありません。

検討する価値が高い場面急がなくてよい場面
自社やブランドになりすましたアカウントが出ている会社のアカウントが1つで、なりすましも見当たらない
経営者・社員・店舗のアカウントを会社と結び付けて見せたいXを情報発信の補助として使っている
Xで求人や広告を継続して出す予定がある月額の費用に見合う使い道がまだ決まっていない

加入する場合のプランは、関連アカウントが要るかどうかで選びます。経営者や店舗のアカウントにも会社とのつながりを示したいならフルアクセス、会社のアカウント1つを金色のチェックマークで示せれば足りるならベーシックが候補です。

加入後に気をつけること

加入後は、プロフィールの変更、解約、関連アカウントの管理に気をつけます。いずれも、チェックマークの表示や費用に直接関わるためです。

  • プロフィールの表示名・画像・ユーザー名の変更は監視され、なりすましが疑われると追加の審査の対象になる
  • 解約すると、金色のチェックマークはすぐに外れ、関連アカウントのチェックマークとバッジも表示されなくなる。次の請求日までの残りの日数分は返金されない
  • フルアクセスからベーシックへの変更(ダウングレード)には対応しておらず、いったん解約してから申し込み直す必要がある
  • 関連アカウントによる利用規約やポリシーの順守は、所属先の組織の責任とされている
  • 管理画面(プレミアムビジネスのポータル)は、Webでのみ使える

関連アカウントから外したアカウントは、すぐに認証とバッジを失いますが、そのアカウント分の請求は次の請求サイクルの終わりまで続きます。入社や退職、店舗の開店や閉店に合わせて、どのアカウントを関連アカウントにしているかを一覧で管理しておくと、外し忘れや請求の行き違いを防げます。

よくある質問

参考資料

公式資料の事実と、本文の実務上の提案・架空の例を分けて記載しています。確認日:2026年10月24日。

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この記事を書いた人

株式会社curve 代表取締役 野澤 孝理

株式会社curve 代表取締役

野澤 孝理

GMOインターネット株式会社を経て、株式会社エクスコアに創業メンバーとして参画し、株式会社curveを創業。デジタルマーケティングを軸に、Claude CodeやCodexを活用したサイト・LP制作、解析ツールの導入、業務システムの構築まで、「AIマーケ×AI開発・内製化」を支援しています。AIメディア「AIテックベース」を運営。

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