Google広告の用語集の使い方

Google広告の用語集は、広告の管理画面や、代理店から届く運用報告に出てくる言葉の意味を、その場で確かめるためのものです。広告を自社で運用し始めた担当者や、報告書を受け取る経営者が、知らない言葉に出会ったときに引けるよう、分類ごとに短い定義を並べました。

使い方は次のとおりです。

  • 報告書を読むときは、まず「成果を見る指標」の表で、表示回数・クリック率・コンバージョン・コンバージョン単価の意味を押さえる
  • 設定の話が出てきたら、「アカウントの構成と配信」と「入札と予算」の表で確かめる
  • 1語の定義で足りないときは、表の「詳しい記事」から解説へ進む

用語の名称は、Google広告の画面やヘルプで変わることがあります。この用語集は、2026年10月時点のGoogle広告ヘルプの表記に合わせています。

Google広告のアカウントの構成
アカウントの中にキャンペーン、キャンペーンの中に広告グループがあり、広告グループに広告とキーワードが入る。

成果を見る指標の用語

成果を見る指標は、広告が表示されてから問い合わせや購入に至るまでの各段階を、数字で表したものです。運用報告では、この表の言葉が最もよく使われます。

言葉意味詳しい記事
表示回数(インプレッション、IMP)広告が表示された回数です。Google広告ヘルプでは、広告の一部だけが表示された場合も1回と数えると案内されています。CTR・CVR・CPA・ROASとは?
クリック数広告がクリックされた回数です。表示回数と合わせて、広告がどれだけ選ばれたかを見ます。CTR・CVR・CPA・ROASとは?
クリック率(CTR)表示された広告がクリックされた割合で、クリック数を表示回数で割って求めます。広告文と検索語句が合っているかを見る手がかりになります。CTR・CVR・CPA・ROASとは?
平均クリック単価(平均CPC)1回のクリックに実際に支払った平均の金額です。クリックの費用の合計をクリック数で割って求めます。品質スコアと広告ランクとは?
コンバージョン(CV)問い合わせや購入など、広告から生まれてほしい行動として、広告主が決めて計測する成果です。何を数えるかで、ほかの指標の意味も変わります。コンバージョンとは?
コンバージョン率(CVR)広告のクリックなど1回の操作あたりのコンバージョン数です。数え方の設定によっては100%を超えることがあります。CTR・CVR・CPA・ROASとは?
コンバージョン単価(CPA)1件のコンバージョンを得るのにかかった費用の平均です。費用をコンバージョン数で割って求めます。CTR・CVR・CPA・ROASとは?
広告費用対効果(ROAS)広告費に対して、どれだけのコンバージョン値(売上など)を得たかを表す割合です。コンバージョン値を費用で割り、100を掛けて%で表します。CTR・CVR・CPA・ROASとは?
インプレッション単価(CPM)広告が1,000回表示されるごとに支払う金額で入札する方式です。ディスプレイ広告などで使い、視認できる状態で表示された分だけ課金する方式もあります。—

参考:Google 広告ヘルプ:コンバージョン トラッキング データについて

アカウントの構成と配信の用語

アカウントの構成の用語は、広告がどの単位で設定され、どんな検索に表示されるかを表す言葉です。設定の変更や、代理店との打ち合わせでよく使われます。

言葉意味詳しい記事
アカウントGoogle広告のいちばん上の単位で、ログインの情報と支払いの情報を持ちます。名義と管理者を自社で持つことが大切です。Google広告のアカウント移管
キャンペーン予算や、広告を表示する地域などの設定を決める単位です。検索、P-MAXなど、キャンペーンの種類もここで選びます。—
広告グループ同じテーマの広告とキーワードをまとめる単位です。キャンペーンの中に作ります。—
キーワード広告を表示したい検索に合わせて、広告主が登録する語句です。検索した人が入力した言葉そのものではありません。マッチタイプとは?
検索語句(検索クエリ)検索した人が実際に入力した言葉です。検索語句レポートで、どの検索語句で広告が表示されたかを確かめられます。マッチタイプとは?
マッチタイプ登録したキーワードと検索語句がどこまで近ければ広告を表示するかを決める設定です。Google広告ヘルプでは、インテント マッチ・フレーズ一致・完全一致の3つと案内されています。マッチタイプとは?
除外キーワード関係のない検索語句で広告を表示しないために登録する語句です。似た言い回しには自動で広がらないため、言い換えは別に登録します。マッチタイプとは?
AI Max(AI 最大化設定)検索キャンペーンの中でオンにする機能のまとまりで、新しいキャンペーンの種類ではありません。登録したキーワード以外の関連する検索にも広告を出し、広告文やリンク先を検索に合わせて調整します。2026年9月から、インテント マッチのキャンペーン設定と自動作成アセットは、AI Maxへの自動の移行が始まっています。AI Maxの新しいテスト機能
マネージャーアカウント代理店などが、複数の広告アカウントをまとめて管理するための親アカウントです。Google広告ヘルプでは「クライアント センター(MCC)アカウント」とも表記されています。Google広告のアカウント移管

参考:Google 広告ヘルプ:Google 広告の構成について

入札と予算の用語

入札と予算の用語は、1回のクリックや1件の成果にいくらまで払うか、1日にいくら使うかを決める言葉です。費用の話をするときに欠かせません。

言葉意味詳しい記事
上限クリック単価1回のクリックに支払ってよい上限の額です。実際に支払う額は、多くの場合これより低くなります。品質スコアと広告ランクとは?
自動入札(スマート自動入札)Googleの仕組みが、オークションごとに入札額を自動で決める方法です。スマート自動入札は、コンバージョン数やコンバージョン値を重視して入札します。Google広告の自動入札とは?
目標アクション単価1件のコンバージョンにかける費用の目標を決めて入札する戦略です。2026年6月の入札戦略の名前の変更で、それまでの「目標アクション単価を設定したコンバージョン数の最大化」が、この名前で表示されるようになりました。Google広告の自動入札とは?
目標広告費用対効果広告費に対して得たいコンバージョン値の割合(ROAS)を目標にして入札する戦略です。売上の金額を計測している場合に使います。Google広告の自動入札とは?
学習中自動入札の戦略を新しく作った後などに表示される状態です。Google広告ヘルプでは、最長7日間で、その間も広告は通常どおり配信されると案内されています。Google広告の効果がないときの見直し
1日の平均予算(日予算)キャンペーンごとに決める、1日に使う平均の金額です。ほとんどのキャンペーンでは、1日の費用は平均予算の2倍まで、1か月の費用は30.4倍までが上限です。「コンバージョンに対するお支払い」のキャンペーンや、キャンペーンの合計予算を使う場合は、上限の決まり方が異なります。リスティング広告の代理店は少額でも頼める?
予算による制限1日の平均予算が、今の設定で表示やクリックをすべて得るのに必要な額を下回っているときに出る表示です。インプレッションシェアとは?

参考:Google 広告ヘルプ:スマート自動入札について

品質と掲載の用語

品質と掲載の用語は、広告が表示されるか、どの位置に表示されるかに関わる言葉です。クリック単価が高い、表示が少ないといった悩みの原因を探すときに使います。

言葉意味詳しい記事
品質スコア検索広告の品質を、ほかの広告主と比べて1〜10で示す診断の目安です。推定クリック率・広告の関連性・ランディング ページの利便性の3つの要素で確かめます。品質スコアと広告ランクとは?
広告ランク広告が表示できるか、どの位置に表示されるかを決める値です。入札単価、広告とランディング ページの品質、検索した人の状況などをもとに、オークションのたびに計算されます。品質スコアと広告ランクとは?
インプレッションシェア広告が表示される可能性があった回数のうち、実際に表示された割合です。表示回数を、表示される可能性があった回数で割って求めます。インプレッションシェアとは?
ランディング ページ(LP)広告をクリックした人が移動する先のページです。品質スコアの要素の1つにも、このページの利便性が入っています。Google広告の効果がないときの見直し

参考:Google 広告ヘルプ:広告ランク: 定義

計測とキャンペーンの種類の用語

計測の用語は、成果をどう数え、どの広告の手柄とするかを決める言葉です。キャンペーンの種類の用語は、広告をどこにどう表示するかの違いを表します。

言葉意味詳しい記事
コンバージョン目標(メイン・サブ)購入や問い合わせなど、種類ごとに成果をまとめる仕組みです。メインのアクションは入札と「コンバージョン」列に使われ、サブは「すべてのコンバージョン」列にだけ表示されます。コンバージョンとは?
計測期間広告のクリックなどの後、何日以内の成果をコンバージョンとして記録するかの期間です。検索広告などでは、初期設定は30日と案内されています。コンバージョンとは?
アトリビューション成果に至るまでに接した広告のうち、どれにどれだけ手柄を割り振るかの考え方です。Google広告ヘルプでは、多くのコンバージョン アクションで「データドリブン」が既定のモデルと案内されています。—
P-MAX(パフォーマンス マックス)広告主の目標をもとに、1つのキャンペーンから検索、YouTube、ディスプレイ、Gmail、マップなどへ広告を出すキャンペーンの種類です。P-MAXとは?
最適化案の自動適用Google広告が出す改善の提案を、定期的にアカウントへ自動で反映する機能です。自分で有効にする機能で、適用された変更は変更履歴で確かめられます。Google広告の効果がないときの見直し

参考:Google 広告ヘルプ:アトリビューション モデルについて

よくある質問

参考資料

公式資料の事実と、本文の実務上の提案・架空の例を分けて記載しています。確認日:2026年10月24日(入札戦略の名前は2026年10月25日に再確認)。

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この記事を書いた人

株式会社curve 代表取締役 野澤 孝理

株式会社curve 代表取締役

野澤 孝理

GMOインターネット株式会社を経て、株式会社エクスコアに創業メンバーとして参画し、株式会社curveを創業。デジタルマーケティングを軸に、Claude CodeやCodexを活用したサイト・LP制作、解析ツールの導入、業務システムの構築まで、「AIマーケ×AI開発・内製化」を支援しています。AIメディア「AIテックベース」を運営。

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